企業概要

代表メッセージ

大規模開発の終焉
創業来変わらないターンアラウンド分野専門会社の追求へ
そしてゼロエミッションへの挑戦

~はじめに~

昨年(2020年)は過去に類を見ない世界的なウイルスの蔓延により、社会経済活動の抑制、医療体制のひっ迫や脆弱性など、ほぼすべての国民にとって大変困難な1年となりました。

2021年も二度目の緊急事態宣言の発令、GOTOトラベルの延期など、観光業界のみならず、非常に大きなダメージを受けることとなりました。

一方で、ワクチン開発や国内でのワクチン接種開始など徐々にではあるものの、長いトンネルの出口は見え始め、そして光明も差してきております。(2021/2月時点)

代表取締役社長 田村 佳克

観光業に目を向けると、東京五輪需要を充てにしたホテルの開発合戦の残党が多く、今もなお都心を中心とした新規建設ラッシュが続くという皮肉な状況となっております。新築でホテルや旅館を創る事業者も後を絶ちませんが、このスクラップ&ビルド的発想は時代錯誤と言わざるを得ません。
(一時ブームとなった民泊も今ではその言葉さえ聞かなくなったことは、切なささえ覚えます。)

2020年7月からスタートしたGOTOトラベルは、一時的なカンフル剤としての役割は果たしたものの、この施策は、日本の観光業の脆弱性を露呈した格好となりました。それは言わば「寄らば大樹的な思想」を増長させ、自立を弱める結果となりました。その象徴的な事象が、多くのホテル経営者が政府からの補填金目当ての志向に傾斜してしまい、本来の成すべき地域観光の振興、ホテルや旅館の運営力を高める成長と進化を大きく阻害してしまったことです。

~地方の旅館ホテル業界が抱える課題~

「ホテル経営者の高齢化に伴う事業承継問題」
「コロナ影響によるダメージの長期化」
「ホテル事業者に政府、自治体依存の思考が蔓延」
「ホテル新築ラッシュによる市場飽和(特に都市部のビジネス系ホテル)」
「インバウンド需要の伸び悩み」
「担い手不足による人件費高騰→費用の増加」

軽く列挙しただけでこれだけの課題を抱えています。
この事態を大変憂慮しております。

~ホテル業界が直面する課題と解決策~

先ほども申し上げたように、同業界における最大の課題は、「地方の小規模宿の競争力低下」にあると考えております。現在地方の小規模宿は、「後継者不足」、「老朽化」、「IT時代の非対応」、「人材の確保」など、数多くの問題に直面し、大規模施設と比較しても収益性の低さから競争力が明らかに低下してきております。

と、上記のような課題はあるものの、「日本の宿屋の魅力は小規模宿にある」ことは言うまでもありません。

私どもが創業から変わらず掲げているのが「地域活性化と小規模宿の支援」という信念です。
今あるものを活かす!
そしてシェアリングエコノミーの時代へ向けた取り組みが、今地方観光に不可欠であると考えております。

その課題を解決するために当社は創業以来、ターンアランドに特化し、小規模宿のオペレーション力強化に全身全霊を傾けて参りました。小規模宿を適切に運営するためには、ホテル専門機能の集約化が必須と考えております。

当社はその機能として、集客を含めたマーケティング機能、予約にかかわるコールセンター機能、人材採用、研修を含めた育成機能。その他経理、集中購買、リノベーション、修繕などハード面の課題における可視化など、情報の集約化を図れております。また、単純作業の自動化に向けRPAの導入も労働生産性向上に効果を発揮しております。

これら予測される市場環境を想定しながら当社は、これまでと変わらず、「小規模かつ地方に特化した展開」をより加速させて参ります。CRMの構築やPMS刷新の準備も整い、今後当社は新たなホテルオペレーションの在り方を進化させて参ります。

当社が持つ強み
① 地方の中小規模のホテル再生に特化したポジショニングによる優位性
② 福利厚生サービス(リロクラブ)による1,000万人のマーケット保有
③ 東証一部上場の事業会社としての信用力
④ ホテル旅館のマネジメント機能の保有(集客マーケティング、予約系、管理系、リブランド等)

この1年でノウハウとデータの蓄積が大幅に進化してきております。

~今後の展開について~

現在確定している新規開業についても、すべてが既存施設のリブランドやバリューアップとなります。

■開業予定
栃木県 田舎滞在をテーマにした「ゆとりろ那須塩原」 2021/04 → リブランド開業
群馬県 Grill&Glamorousをテーマにした「ゆとりろガーデン北軽井沢」 2021/04 → リブランド開業
沖縄県 “あそび”をテーマにした「セントラルリゾート宮古島」  2021/05 → 新館新規開業
神奈川 大人の隠れ家をテーマにした「ゆがわら風雅」 2021/06 → リブランド開業

※以降も多数の新規開業やコンサルティング受託を予定しております。

~未来の観光業への取り組み~

1. CRMとPMSにおけるITを活かしたCSの向上/生産性の向上
2. 脱炭素社会に向けた取り組み

当社は2020年4月に発出された緊急事態宣言下に、オペレーティングシステムの見直しに着手いたしました。AFTERコロナを意識し始め、またこの時期だからこその改革を決断いたしました。
その後数カ月をかけ、独自のオペレーティングシステムの開発を進め、当社予定の一次開発が終了。2021年2月より順次切り替えを予定しています。キーワードは非接触が可能である点、すべての手配をIT化し、利便性と生産性の向上を可能としました。また顔認証も可能となる見込みで、これからの時代を想定した機能を取り入れたシステムとなっております。

大手資本が開発合戦を繰り広げている間、当社は大手が見向きもしないエリアでの支援を推進し、業界において唯一無二の存在でありたいと考えております。

おかげ様で当社は会社設立から今年12年目を迎えます。今後事業領域が増えたとしても、私どもが使命として掲げる思想は、今後も変わることはございません。

日本の宿屋の魅力は、「地方」と「小規模宿」にあり!
これからもその魅力を最大限発信して参ります。

私たちは今後も地域創生を通じて地方の観光業の支援を推進して参ります。
今後とも皆様のご支援よろしくお願い申し上げます。

株式会社ワールドリゾートオペレーション
代表取締役社長

  • 資料請求・お問い合わせはこちら 03-6630-7970[受付時間]平日9:00~18:00
  • メールでのお問い合わせはこちら